これからは地方自治体で少人数学級と教職員の定数配置が可能になる。そうした各地の状況を踏まえながら、今後の学級編制、教職員定数とその配置のあり方を考える。

※主な内容
　第一章　学級編制と教職員定数
第一節・少人数学級・学習の動き／第二節・都道府県と市町村の少人数学級・学習／第三節・少人数学習と都道府県の定数配置方針
　第二章　学級編制をめぐる諸問題
第一節・学級編制の改善をめぐる経過と問題点／第二節・学級編制と教員定数をめぐる議論／第三節・アメリカの事例―クラスサイズの縮小と労働協約
　第三章　定数改善計画の内容
第一節・定数改善計画の策定経過／第二節・義務制第七次定数改善計画、高校第六次改善計画の特徴／第三節・義務制第七次定数改善計画に関して可能となる内容／第四節・残された課題
　第四章　教職員定数の現状と課題―小・中学校の場合
第一節・学校教育法及び同法施行規則と義務標準法の関係／第二節・定数改善の経過と定数算定基礎／第三節・定数改善の実態／第四節・教職員定数算定の課題／第五節・教職員定数と教職員の職務
　第五章　教職員定数の現状と課題―高校・障害児学校・幼稚園
第一節・高校の定数改善の今後の課題／第二節・障害児学校の定数改善の今後の課題／第三節・幼稚園の学級編制問題
　第六章　学級編制・教職員定数と中央・地方関係
第一節・学級編制と中央・地方関係／第二節・教職員定数の構成／第三節・地方定数基準の事例
　第七章　教職員定数と財政
第一節・教職員定数と給与費保障／第二節・教員定数の変化と定数改善計画
　第八章　定数改善の展望
第一節・第七次定数改善計画の現状と課題／第二節・定数改善計画の展望